~ステイホーム~ 家で読みたいオススメ長編小説

こんにちは、派遣スタッフの担当をしています柿崎です。

日頃、ゆめほいくブログをご覧いただきましてありがとうございます。

連日新型コロナウイルスの話題や自粛要請で楽しみにしていたゴールデンウィークの予定も大きく変わった方も多いと思います。一日でも早く元の生活に戻って欲しいと願う今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言も延長され4月に続いて家で過ごされている方も多いと思います。報道番組は、コロナ情報、バラエティー番組やドラマは総集編や再放送ばかりで「ステイホーム」もそろそろ退屈している方も多いと思います。

そこで、今回はお家での時間にオススメしたいシリーズ化している長編小説をご紹介します。既に映像化されている作品ばかりですので、どこかでタイトルだけでも聞いた事があるかも知れません。

 

 

「図書館戦争」有川浩 著

 

ライトノベル作家の有川浩(現、「有川ひろ」に改名)の代表作で2006年からシリーズが始まり、本編4作品、別冊2作品、スピンオフ1作品の計7作品が2008年までに発売されました。また、2013年と2015年には岡田准一と榮倉奈々主演で映画化、2008年にはテレビアニメでも放送されました。

この作品は、実際の図書館に掲示されている「図書館の自由に関する宣言」を見て、この宣言が一番ありえない状況で適用されたらどうなるかを考えたのがきっかけだったそうです。ちなみに、その宣言は下記の通りです。

 

図書館の自由に関する宣言(抄)

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する。

第2 図書館は資料提供の自由を有する。

第3 図書館は利用者の秘密を守る。

第4 図書館はすべての検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

(日本図書館協会の網領より)

 

物語は、この宣言を守るために作られた「図書隊」と、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化隊」との武力を使った戦いを中心にミリタリー、恋愛、パラレルワールド等様々な要素を盛り込んだ作品になっています。

あくまで架空の日本の物語が舞台ですが、表現の自由を守るというのがキーワードで、登場人物のキャラクターが個性的に描かれているため、パラレルワールドが苦手な方にも読みやすいです。

 

 

「東京バンドワゴン」小路幸也 著

 

2006年にから毎年1作品ずつ販売されている東京の下町にある古本屋「東京バンドワゴン」の大家族の物語で、家族の面々が代々伝わる家訓「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」を守り様々な謎や事件を解決するという物語ですが、サスペンスやミステリーの要素はほとんどないのが特徴で、昭和のテレビで放送していたホームドラマを意識した内容になっています。

 

全ての作品に共通しているのは、

  • 毎年春頃発売される
  • 季節ごとに4編で構成されている
  • 4作品ごとにスピンオフになる
  • 「スタンド・バイ・ミー」「ヘイ・ジュード」など2作目以降は主にビートルズの曲がタイトルになっている。(だからと言って、タイトルと物語がリンクしている訳ではない)
  • それぞれの話のスタートは家族が全員揃った朝食の会話シーンから始まる。

 

シリーズも15年目に入り登場人物が多い(物語が進むにつれてどんどん増える)ため、上記の共通事項によってスッキリと整理されて読みやすくなっています。

物語の中心になる家族構成も曾孫もいる店主を中心に、60歳を過ぎても金髪・長髪の現役ロッカーやシングルマザーの娘に愛人の子など訳アリの経歴のある面々(注:かつての昼メロみたいなドロドロの人間関係はありません)が揃っています。

家族一人一人がそれぞれの立場や役割を理解して問題を解決していくため読み終わった後に何かホッとするような心地良い印象を残してくれます。

 

 

「流転の海」宮本輝 著

 

宮本輝の作家人生の集大成と言っても過言ではない作品で全9作品を37年かけて書き上げた超大作です。

この物語の主人公になった人物のモデルは作者の父親で、終戦後の引き上げから亡くなるまでの約20年間の波乱に満ちた半自叙伝です。

主人公である松坂熊吾は復員後、戦争で失った自身の会社を復活させようとしている中、50歳にして初めて子供に恵まれます。その後、様々な事業に手を出しては成功と失敗を繰り返し、その度に家族やそれに関わる人達を大きく巻き込みます。時には家族を悲しませる事、信頼していた人に裏切られる事もありましたが、戦後の日本で必死になって生き残って行く事の大変さも伝わって来ます。

 

 

まとめ

 

今回ご紹介した作品を改めてご紹介します。

ネットや買い物ついでに書店などで是非探してみて下さい。

・図書館戦争シリーズ

「図書館戦争」2006年2月

「図書館内乱」2006年9月

「図書館危機」2007年2月

「図書館革命」2007年11月

「別冊 図書館戦争Ⅰ」2008年4月(スピンオフ作品)

「別冊 図書館戦争Ⅱ」2008年8月(スピンオフ作品)

「レインツリーの国」2006年9月(スピンオフ作品)

 

・東京バンドワゴンシリーズ

「東京バンドワゴン」2006年4月

「シー・ラブズ・ユー」2007年5月

「スタンド・バイ・ミー」2008年4月

「マイ・ブルー・ヘブン」2009年4月(スピンオフ作品)

「オール・マイ・ラビング」2010年4月

「オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ」2011年4月

「レディ・マドンナ」2012年4月

「フロム・ミー・トゥ・ユー」2013年4月(スピンオフ作品)

「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」2014年4月

「ヒア・カムズ・ザ・サン」2015年4月

「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」2016年4月

「ラブ・ミー・テンダー」2017年4月(スピンオフ作品)

「ヘイ・ジュード」2018年4月

「アンド・アイ・ラブ・ハー」2019年4月

「イエロー・サブマリン」2020年4月

 

・流転の海シリーズ

「流転の海」1984年

「地の星」1992年

「血脈の火」1996年

「天の夜曲」2002年

「花の回廊」2007年

「慈雨の音」2011年

「満月の道」2014年

「長流の畔」2016年

「野の春」2018年

 

 

さいごに

 

今回は、3作品をご紹介しました。他にもオススメしたい作品がありますので機会がございましたらご紹介したいと思います。また、読者の皆様でオススメの作品がありましたらシリーズの有無と問わず教えて頂けると幸いです。

今回も、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

 

追伸・・・3月19日掲載のブログで書いた本屋大賞ですが、今年の大賞は『流浪の月』凪良ゆう(著)に決まりましたのでお知らせします。

 

 

 

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