~コロナ対策~正しい消毒液の選び方

こんにちは、派遣スタッフの担当をしています柿崎です。

日頃、ゆめほいくブログをご覧いただきましてありがとうございます。

弊社では、4月の緊急事態宣言以降は自宅待機や在宅勤務の体制が続いていまして、このブログも自宅で書いています。在宅勤務の場合、やはり出来る業務が制限されることが多々ありますので、一日でも早く元の生活に戻って欲しいと願う今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

ここ数日のニュースでは6月頃には全ての緊急事態宣言も解除される方向に動いているという報道があります。しかし、マスク着用やアルコール消毒等で、自分自身で感染拡大を防ぐという日々は当分続きそうです。最近では、マスクも少しずつではありますが流通されるようになり以前に比べて購入しやすくなりましたが、アルコール消毒液に関してはまだ品薄の状態が続いている所が多くみられるように感じます。

そこで、今回は消毒液について考えてみたいと思います。

 

 

「除菌」「殺菌」「滅菌」「抗菌」の違い

 

そもそも、「除菌」とはどういうものか?ドラッグストアの商品で良くみかける「除菌」「滅菌」「殺菌」「抗菌」の違いについて考えてみたいと思います。

「除菌」とは菌を減らす効果の事を指します。つまり、簡単に言えば水で手を洗う行為も除菌とも言えます。アルコールスプレーや漂白剤などは殺菌や消毒の効果がある製品もありますが、薬機法(「医薬品医療機器等法」の略称で、日本における医薬品医薬部外品化粧品医療機器及び再生医療等製品に関する運用などを定めた法律)上、医薬品や医薬部外品ではない製品には謳えないため除菌と表示されています。

次に「殺菌」ですが、細菌やウイルスを殺す効果の事を指します。しかし、殺せる菌の種類や量が決まっていないため菌全体の10%程度を殺すものでも殺菌に該当します。殺菌という言葉が使われる製品には、薬機法の対象となる医薬品と、薬用石鹸などの医薬部外品になります。

「滅菌」ですが、有害・無害に関わらず微生物やウイルスを含む全ての菌を死滅・除去する事を指し、残量が100万分の1をもって滅菌したと定義されています。

最後に「抗菌」ですが、菌の増殖を抑える事で、あらかじめ菌が住みにくい環境を作っておく事を指します。そのため、「除菌」や「滅菌」、「殺菌」等の様に菌を殺したり減らしたりする効果はありません。抗菌剤として有名なものとして茶の成分であるカテキンがあります。また、細菌は、金属を嫌う性質があるため、銀や銅、チタンも抗菌として使われています。

参考までに「消毒」は、病原性のある微生物を死滅・除去させて害のない程度にする事を指します。つまり、殺菌のように細菌が死滅しなくても病原体が危険な状態に遠ざける事が出来れば消毒になります。薬機法では、医薬品や医薬部外品のみに使用されますが、煮沸消毒や日光消毒等の方法もあります。

 

 

次亜塩素酸水とアルコールの違い

 

新型コロナウイルスの影響でアルコール消毒液の品薄が続いている中で、注目されているのが次亜塩素酸水です。

次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電気分解して生成された殺菌成分を持った水溶液ですが、これではわかりにくいと思いますのでアルコール次亜塩素酸水の違いを表にまとめてみました。

 

アルコール 次亜塩素酸水
除菌の仕組み ウイルスや細菌のたんぱく質を変性させる 次亜塩素酸の酸化反応によって除菌を行う
皮膚への刺激 刺激や皮脂を取り除く作用があるため、頻繁に使うと肌荒れを起こす原因あり 弱酸性のため肌に優しい
保存方法 引火しやすいので火の近くを避けて保存 紫外線によって有効成分が分解されるので直射日光を避けて保存
保存容器 PET素材だと溶ける恐れあり

アルコール類対応容器やガラス素材の容器が必要

金属製ボトルはNG

スプレーボトルがオススメ

保存期間※ 2~3年 3か月~半年
コロナウイルスへの効果 70%エタノールのアルコール消毒液が効果ありと期待されている 誕生してから日が浅いため消毒についてはまだ評価中

※・・・あくまで目安で、製品や保存場所によって異なります。

 

上記の表を比べてみますと、アルコール、次亜塩素酸水の双方に長所短所があり、それぞれの状況に応じて使用方法を検討する必要があると思います。使用方法を注意しないと身体に悪影響を与たり期待される消毒効果を得られない場合もあります。説明書を良く読んでからご使用して下さい。

 

 

購入時の注意

 

アルコール消毒液も次亜塩素酸水も現状品薄の状態が続いています。一部オンラインストアでは、別物を混合・希釈して販売している物や、いつ作られたか判らない次亜塩素酸水が既に流通しています。そのため、ネット通販で購入する場合でも薬局系のオンラインストアから商品を選んだ方が賢明です。

また、ネットで検索すると、自宅でアルコール消毒液や次亜塩素酸水を作る方法も多く紹介されています。作る際の濃度によって効果が大きく変わるので説明通りに作り、適切な用途で使うことも大切です。特にアルコール濃度に多く含まれているエタノールとメタノールは名称が似ていて混同しやすいですが、メタノールは燃料として使われる工業用のアルコールで誤飲や吸引をするとめまい・吐き気・意識障害を起こし、失明や死亡の危険もあります。

 

 

まとめ

 

次亜塩素酸水(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf#search=%27%E6%AC%A1%E4%BA%9C%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8%E6%B0%B4%27

エタノールの使用について(厚生労働省)

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/022/192/200410.pdf

 

 

さいごに

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

緊急事態宣言も首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)と北海道を除き解除され、少しずつでも元の生活に戻って来ると思いますが、新型コロナウイルスのワクチンや特効薬が開発されるまでは時間がかかりそうなので感染対策は、まだ続けなければなりません。

医療は日々進歩していますので、アルコールや次亜塩素酸水に続くより使いやすく安全な消毒液が検証され、実用化するかも知れません。

どのような製品でも使用方法を理解して、適切に使用して感染拡大を阻止出来ればと考えています。そして、何よりも一日でも早く元の日常が送れるよう願っています。

また、機会がございましたら続編を書きたいと思います。

次回も宜しくお願いします。

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