園長のパワハラに耐えられない…そんな保育士を助ける秘策とは

保育園の労働環境の問題が様々なメディアで取り沙汰される中で、職場での“パワーハラスメント”(以下パワハラ)も大きな問題となっています。

そんな環境に入ってしまった保育士さんを助ける秘策を、どのようなケースがあるのかも踏まえながら詳しく解説していきます。

パワハラとは?

パワハラとは、“腕力”のパワーではなく、“権威”を意味するパワーを利用した嫌がらせを行う行為を言います。

会社であれば上司というのは部下に対して指示を出したり、指導・監督を行う権威者にあたりますよね。そうした立場を利用して嫌がらせをすることをパワハラと言うのです。

保育園の場合にはクラスリーダーや主任、そして園長などが権威を持っていると言えます。

「指導」と「パワハラ」の線引き

園長からのパワハラとしてよく耳にするのが「日常的に人格を否定するような叱責を受ける」というものがあります。もちろん何かの失敗をしたり、不祥事を起こすようなことがあれば叱られたり指導を受けるのは当たり前ですよね。そのような正当な叱責ではないのです。

まず「日常的に」というのが特徴で、明らかな失敗などない時でも理由をこじつけて叱られるようなケースがあります。

そして「人格を否定する」というのも多いようです。何かを失敗した、そのことに対してではなく、その人の性格や存在そのものを否定するような発言がある場合にはパワハラと捕らえるべきでしょう。

具体的な対処方法

こうしたパワハラから身を守る方法として考えられるのは…
(継続して働くというのであれば)

  • 耐えて、なるべく機嫌を損なわないようにする
  • 時には同僚などと愚痴を言い合う

この程度の対策になってしまうのではないでしょうか。ですが、そうして我慢して心を壊して保育業界から去っていってしまう保育士がいるのが現実です。

では、正しい対策法はどのようなものなのでしょうか?

過度な“我慢”は不要

あくまで保育士としての自分を守るには…(その保育園を辞す覚悟も必要ですが)

  • 罵声を録音する
  • 一緒に行動をしてくれる味方を集める

等の行動が必要となります。

そして、録音した証拠を持って複数人で労働監督署に相談をするようにしましょう。労働監督署が指導が必要と考えれば、指導勧告や実際に保育園を訪れての調査を行ってくれます。匿名での相談もできるようなので、複数人で行動すれば「犯人探し」のような事態になっても一緒に身を守ることもできるでしょう。

不当な環境を強いられる場合は?

それまでの歴史の中でできた、良い風習そして悪い風習というのはなかなか消えないもので“保育業界ならではの風習”というものがはびこっているのも事実です。

  • 時間外労働
  • 休憩時間がない
  • 持ち帰り労働
  • 有給取得の困難さ

などあげたら切りがありません。

こうした扱いも正当な報酬の元で行われているのであれば、そう問題にはなりません。ですが、これらは“当たり前”のことであって“サービスで行うもの”なのだと勘違いしている経営者が少なくありません。

この様な環境の中で、保育士として働き続けている人の中には「子どもが好きなら耐えられるはず」と考えてしまうケースも多いです。

果たして本当にそうなのでしょうか?

“当たり前”で終わらせない姿勢

勤労は日本の義務ですが、それは「人権」が守られてこその話ですよね。人に科す義務なのですから、人として当たり前の権利が保障されてなくてはいけないのは理解してもらえると思います。

では前項であげたようなケースが、人として当たり前の権利が保障されているのか?その答えはもう分かるはずです。

勤務状況を記録しておこう

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劣悪な環境から保育士の身を守ってくれるのは「正しい知識」と「証拠となる記録」です。

日本人は多くの人が勤労をしているのに「労働基準法」に関する知識があまりに乏しいように感じられます。それは経営者しかり、雇われて働いている人しかりです。

労働基準法は噛み砕くと「健康的に継続して勤労する為に守るべき基本となる基準」を具体的に法律化しているものです。職場環境がおかしいなと思ったらまずは労働基準法を調べてみましょう。もし調べても分からなければ電話相談もありますし、労働基準監督署を尋ねて聞いてみる事だってできるのです。

証拠となる記録は、シフト表やタイムカードが望ましいのですが、ご自身が通勤した時間と園を出る時間をスケジュール帳にメモしたものや、PC作業があるのであれば最後にPCを使った時間の記録というのも十分な証拠になるようです。

そうした証拠を用意することが出来れば、報告もしやすくなりますし残業手当や時間外勤務の報酬を2年ほどさかのぼって受け取ることができるケースもあるそうです。

もしも勤めている保育園でパワハラを受けたら

もし保育園に勤めている中でパワハラを受けて悩むことがあったら、泣き寝入りだけはしないで欲しいと思います。

泣き寝入りをしても環境が改善されることはありませんし、あなたのストレスや不安な気持ちが晴れることはありません。それどころか心を崩してしまったり、保育という重要でやりがいのある業界から離れなければならない事態になってしまうことも考えられます。まずは冷静に自分の置かれた状況を見つめてみましょう。

自分が努力することで解決される問題ではなく、明らかにパワーハラスメントと思われるものであったり、労働環境が劣悪な場合にはどうか「自分自身を守る為に」行動して欲しいです。

労働基準監督署に相談をしたり、新しい職場を探したり、保育士としての自分を守ってあげてください。

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